3DやAIの世界について持論①
2025年1月12日今回は、昨今の3DやAIの世界について持論を述べます。このブログの最初の記事、ブログを開設しました！ – JETKINKI4D、とも繋がってくる内容です。何を言っているんだ、と思われる方もいらっしゃると思いますが、私は、私なりに、経験して得た核心があります。
まず、昨今の、AIの急激な発展については皆さんもニュースなど見られてご存知だと思いますが、生成AIを使って、人間の代わりに文章を書いてくれたり、綺麗な映像を作ってくれたり、確かに凄い。しかし、私の意見を言わせてもらえば、だからどうしたの？、という感じです。例えば、今のAIが、私の記憶の中の、「１７年前のあの夜、私は本当に言いたかったことがあったのだが言えなかったことが心残りになっている、そのシーンを再現し、その壁を乗り越えたい」と言って、そのシーンが作れるか、と言ったら、現時点では１００％無理です。「いや、作れますよ！」という業者さんがいたとしても、高額な（家が建つくらいの）技術料を払って、しかもセンシティブな情報を、全て業者さんに提供してまで、そのシーンを作りたいか？と言われれば、誰も作りたいと思わないでしょう。
また、今後、さらにAIのテクノロジーが発展したとしても、私たちの心の底からの願望を達成出来るサービスは、どの会社からも、絶対に公表、発売されることはありません。なぜなら、この社会には、著作権、肖像権、があるからです。逆に、そんなことが誰でも、安価に出来るようになる世の中になったら大変なことになります。よって、「絶対にこの人物を3D、AIにして作りたいんだ！」という執念がある方は、自分自身で作って、個人で楽しむしかありません。
そんな事出来たら誰も苦労しないでしょ、と思われるでしょうが、もしかしたら出来るかもしれない、そんな時代が、今、目前に来ています。そんな時代の変化を受け、何かを伝えないといけないと思ったのが、私がSNSやブログを始めた理由のひとつです。
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私は元々、アニメやゲームが好きであったために、コンピューターグラフィックや、3Dキャラクターモデル等にも興味がありました。そこで、５年程前に、自身のパソコンを買い替えた際に（私のパソコンのスペックはこちらを参照してください3DやAIで遊ぶためのパソコン選び – JETKINKI4D）、当初の目的は、VRヴァーチャルリアリティを体験することでしたが、一方、その当時のテクノロジーを使って、特に裕福なわけでもない、しかも、パソコンの素人が、一体どのくらいまで、リアルに近い人物や物を作れるのだろう？と、興味が湧き、海外を含め、色々な情報を集めました。
そして、私は、たまたまその時に人気になり始めていた、３Dキャラクターシミュレーションソフト「Virt-A-Mate」と出会い、ハマってしまいました。日本でも３Dのキャラクターを作れるソフトやゲームはあったのですが、このヴァーチャメイトには衝撃を受けましたね。全て英語であることの壁と、高性能なパソコンでないと十分に動かせないなど、問題もたくさんありましたが、その当時の感覚で、とてもリアルに、好きな人物を作れること、そして、物理判定があるのも凄いな、と思いましたし、VRでそのシーンの中に入って、そのキャラと話したり触ったりできることに、心からテクノロジーの進歩を感じました。
それで、実際、私が、自分自身の願望を達成出来たの？と聞かれれば、答えはノーです。なぜかと言えば、結局、人の視覚というものは、現実の風景を見る感覚と、パソコンのモニターや、VRゴーグルを通して見る感覚は絶対的に違うからです。そして、どんなにそのシーンを再現したとしても、そのシーン自体は、私自身が必死に作ったものだよな、という点と、全てを作り込んでいる以上、そのシナリオは、偶然性が無い、と言いますか、結末は良くも悪くも変わらないわけですから、それはどうなんだろう、と何とも言えない気持ちになったのを覚えています。
いつしか時が経ち、去年（２０２４年）の６月頃に、ふと、何となくですが、「そういえば今、この業界はどうなってるんだろう？」と思い立ち、５年前と同じように色々と情報を集めてみたところ、とんでもないことになっていました。その、とんでもない、というのは、あくまで私の感覚なのですが、要は、AIの急激発展で、３Dの世界において、今まで通常であれば何日もかかっていた作業が数十分で終わるようになったり、私がSNSの動画などにも使用させていただき、また、ご紹介している、Voxta.aiのようなAIチャットソフトの登場により、ある程度の知識と技があれば、誰でも自由なヴァーチャル世界を作る事が出来るかもしれない、そんな世の中が目前に迫ってきているのを感じたのです。
それから私は、しばらく、あまり寝ずに。睡眠時間を削って、そもそもAIとは何なのか、どういう働きをして、どう動くのか、ということを研究しました。結果、私は、これからの未来の、更なる期待を抱きましたが、それと同じくらい、恐怖を感じました。
今回の記事はここまでです。また次、お会いしましょう！
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