動画制作ソフト「Adobe Premiere Pro」について③作った動画に音楽を入れてみる
2025年1月29日前回、動画制作ソフト「Adobe Premiere Pro」について①(ソフトの説明)の記事にて、私が使っている動画制作ソフト「Adobe Premiere Pro」で、30秒ほどの簡単動画を作りましたが、今回の記事では、その動画に音楽を入れてみるのをやってみたいと思います。慣れない内は大変ですが、千里の道も一歩から、進んでいきましょう。私のいつものパターンにて、端的に、重要なポイントだけをお話ししていきますが、きっとわかりやすいと思います。
前回の記事の時点で、かずちさんの、「フリーBGM素材『鈴色日和』|フリーBGM DOVA-SYNDROME」、という曲をダウンロードし、アドビプレミア内の、画面左上、プロジェクトの部分にドラッグ&ドロップしてありますから、今回は、そこから更にドラッグ&ドロップで、その音楽ファイルを、画面下のタイムラインの、A1(Audio1)のエリアに配置しましょう。その後、マウスドラッグで、曲のファイルを、タイムラインの始まりまで移動させます。次に、そのままの状態だと、曲の長さが、映像の長さ30秒程度を遥かに超えてしまっていますから、曲の長さを映像の長さに合わせます。音声ファイルの、端っこの方にマウスをうろうろさせると、「ここでマウスをクリックすれば端っこを掴めますよ」という表示にカーソルが切り替わりますので、そうしたら、そのまま左にドラッグして、映像の長さと合わせます。映像の長さと丁度合う部分まで来ると、サインが出るようになっています。
その作業が終わりましたら、前回の、ただ画像が切り替わる動画に、音楽を入れることが出来ました。下が今回完成した動画です。
ブログに載せるため画質は最低まで落としていますので見栄えは良くないですが、かずちさんの鈴色日和、という曲が加わったことにより、「お、日本の和の感じだな」という雰囲気になりました。と、いうことで、完成しました、今回の記事はここまでです…と、言ったら少し寂しいですから、いくつかポイントと、今後の展開をお話ししたいと思います。
・画面下のタイムライン、と呼ばれる部分は、前回もお話しした通り、アドビプレミアの中でもとても重要な部分です。ここに、様々な画像、動画素材、音楽を入れていって、それらのコンビネーションで動画は出来上がります。『V1,V2,V3』の部分は、画像のパートで、『A1,A2,A3』の部分は音のパートです。それぞれ3つしか無いのか、と見えますが、いくらでも無限に追加可能です(普通に作っていると10くらいまででしょう)。『V』の部分に関しては、油絵のキャンバスのようなものです。数字が大きいスロットに入っているファイル程、表示が優先されます。つまり、全く同じ時間帯に、全く同じサイズの画像、AとBが、それぞれ、V1、V2に入っていたとしたら、V2のBの画像しか表示されない、ということです。『A』の部分に関しては、数字の大小によって、音が大きくなると小さくなるとか、優先されるとかされないとか、はありません。ですから、例えば、メインの音楽が『A6』に入っていて、効果音が『A3』に入っていたとしても、どちらかが再生されない、ということはありません。要は、『V』は油絵のキャンバスだが、『A』は、スピーカーの数である、みたいな感じです。ですから、『A』の部分に関してはあまり配置を気にする必要はありませんが、音のプロの世界になってくると、例えば、『A1』は、ヘッドフォンをして聴いた時に、頭の後ろから聴こえてくる感じがする、『A2』は、右側から聴こえてくる感じがする、など、『音の空間座標』をも自在に操ることとなります。
・「音量」の調整はとても重要な要素です。音量はあまり大きすぎてもいけませんし、逆に小さすぎてもいけません。A1にある音声ファイルをクリックして、選択状態にして、右上のエフェクトコントロールの部分を確認します(今回の動画はたまたまエフェクトコントロールのパネルが開いていましたが、開いていない場合は、エフェクトコントロールを探して表示します)。すると、ボリューム→レベル、がありますから、その数値を調整して、音量を決めます。手動で入力しても良いですし、数字の上に、マウスカーソルを持っていって、左や右にドラッグするとそれでも調整出来ます。
どのくらいの音量がベストなのか?は、それぞれの方の感覚によります。私の意見としては、パソコンの音量をマックスにした時に、ちょっとうるさいくらい、が良いのではないかと思いますが、難しい所で、公式はありません。また、例えば、会話がメインで、バックミュージックが流れている、という動画を作る場合、バックミュージックの音量はかなり下げないといけません。私の場合、バックミュージックは、-15db、-20db、まで下げることが多いです。だが、これも結局トライ&エラーの繰り返しです。要は、その音楽のファイルによって、元々の音量が大きいとか、小さい、とかあるからです。この、かずちさん作曲者「かずち」さんのプロフィール|フリーBGM DOVA-SYNDROMEの音源は、パソコンの音量マックスの時、音楽メインであれば、ちょうど良いくらいに調整してくれているようです。
・今回完成した動画を見て頂くとわかりますが、「動画の開始と同時に音楽が急に始まり、また、動画の終了時に音楽がプツッと切れてしまっている」、ですよね。これは耳障りが悪い、というか不自然です。これを改善するためには、『エフェクト』というものを使って、変化をつけていくことになるのですが、『エフェクト』は、音の部分だけでなく、映像の部分にも非常に重要なことですので、次回以降にまとめてご説明していこうと思います。
今回の記事はここまでです。またお会いしましょう!
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