動画制作ソフト「Adobe Premiere Pro」について④作った動画(音楽入り)にエフェクトをかけてみる(クロスディゾルブ、指数フェード)

2025年3月2日 投稿者: jetkinki

前回の記事、動画制作ソフト「Adobe Premiere Pro」について③にて、4枚の画像が切り替わり、また、音楽が流れる、30秒ほどの動画を作りましたが、今回はその動画に、いくつかエフェクトをつけて動画の完成度を高めてみましょう。今回、使う、エフェクトは、「クロスディゾルブ」「指数フェード」です。アドビプレミアプロには、とても多くのエフェクトが内蔵されていて、それらを使うことにより、・動画を映画のような雰囲気に変えたり ・文字がストロボのように瞬いたり ・顔がぐにゃりと曲がったり、とにかく色んなことが出来ます。しかし、あまりに数が多いため、私も未だ効果を知らないエフェクトが多数あります。勉強しなければいけないですが、SNSの動画も沢山作らないといけないですから、また落ち着いて時間がある時に、また、「こういう演出を入れてみたいな!」とアイデアが思い浮かんだ時に、トライしていきたいと思います。

さて、前述の、「クロスディゾルブ」「指数フェード」の二つのエフェクトなのですが、究極の話、この2つがあればもう良いんじゃないか?と思うほど、重要なエフェクトです。で、結局何のエフェクトなんだ?ということなのですが、皆さん、フェードイン、フェードアウト、という言葉はお聞きになられたことがあると思います。映画などで、真っ暗な画面から徐々に映像が出てくるのをフェードイン、また、逆に、消えていくのをフェードアウト、と言いますよね。「クロスディゾルブ」というエフェクトは、動画の絵の部分にフェードをかける、そして、「指数フェード」というエフェクトは、動画の音楽の部分にフェードをかける(音の大小)するものです。

それでは、まず、動画の絵の部分にクロスディゾルブをかけてみましょう。アドビプレミアの画面の、私の画面では右下、の部分のエフェクトを選択し、検索の小窓に、「クロスディゾルブ」と入力します。すると「クロスディゾルブ」が出てきますから、それを、マウスドラッグで、タイムラインのV1にある、動画の絵の部分の一番先頭に、ドロップします。そして、そのまま動画をスタートすると、動画の始めにフェードインが起こっていることが分かると思います。

こんな感じで、同じように、動画の最後尾にも「クロスディゾルブ」をつければ、映画のように始まり、映画のように終わる、動画を作ることが出来ます。そして、ここからは「クロスディゾルブ」に関する私なりのテクニックです。

「クロスディゾルブ」を設置すると、そのエフェクトがついたことが分かるバーのようなものが現れるのですが、この長さを調整することで、フェードする長さを変えることが出来ます。具体的には、バーの長さが短いと、鋭く画面が切り替わり、リズム感があり、逆に、バーの長さが長いと、ゆっくりと画面が切り替わり、荘厳な感じ、重々しい感じ、を演出することが出来ます。「クロスディゾルブ」をそのままつけただけでも問題はありませんが、演出にもう一つ付け足すために、例えば、音楽のリズムに合わせ、ある部分からゆっくりとフェードアウトしていくとか、極端にディゾルブを短くして、キビキビとした感じにするとか、工夫次第で、様々な演出効果を表現可能です

「クロスディゾルブ」を一つ一つ付けていくのは大変な作業ですが、とある方法で、一括で付けることが出来ます。それは、「クロスディゾルブ」をつけたいファイルを全選択し、その上で、「CTRLキー+D」を同時に押す事です。これはアドビプレミアのショートカットキーの一つですが、とても便利ですから絶対に覚えておかないといけません

以上のテクニックを使い、下の動画は、タイムラインのV1にある動画の絵の部分の全てに「クロスディゾルブ」を付け、また、動画の最期の「クロスディゾルブ」のバーを長くし、余韻を以て終わるようにしてみた動画です。

なんなく、「お!動画っぽいな!」という雰囲気になってきました。上の動画で行ったことは、タイムラインのV1に入っている絵のファイルを全選択し、その上で、「Ctrlキー+D」を押し、絵の全ての部分に「クロスディゾルブ」を付けました。そして、最後の部分のバーを伸ばし、ゆっくりと動画が終わるようにした、ということです。

「クロスディゾルブ」の説明はここまでで、次は「指数フェード」です。多分、皆さん思われていたかもしれませんが、今のままだと、動画のスタートを押した瞬間にいきなり音楽が始まるのでびっくりしますよね。それも、「指数フェード」をつければ解決です。先ほどの、「クロスディゾルブ」のエフェクトの時と同じ要領で、「指数フェード」を検索し、今度は、A1の音楽のファイルの両端に、マウスドラッグ&ドロップします。下の動画はその様子を表したもので、どんな風に動画再生されるか、まで流しています。

これで、動画の始まりと終わりを優しい感じにすることが出来ました。もちろん、演出によって、敢えて、今回の「クロスディゾルブ」「指数フェード」をつけない、なんてことも多々あります。が、とりあえずサクッと動画作ってみるか!という時には、この2つのエフェクトがとても役に立つでしょう。「クロスディゾルブ」と同じように、「指数フェード」も、バーの長さを変えることにより、ゆっくりと音が大きくなっていったり、逆にすぐに大きくなったり、ということを調整出来るようになっています(どんな波長で?も調整出来る)。が、「クロスディゾルブ」程はあまり触ることはない部分でしょう。

今回の記事はここまでです。次回は、ここまで出来た動画に、「文字」を入れてみましょう。「なーんだ!文字なんか一番簡単でしょ!」と思われるでしょうが、なんと、文字入れは、このアドビプレミアの私的に一番の鬼門だと思う部分です。それではまた次、お会いしましょう。

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