AIチャットソフト「Voxta.ai」(ヴォクスタAI）AIに確実に日本語を話させる方法
2025年3月5日皆さんこんにちは。今回、AIチャットソフト『Voxta.ai』で遊ぶにあたって、現時点で、AIに確実に日本語を話させる方法を解説したいと思います。AIチャットソフト「Voxta.ai」(ヴォクスタAI）インストール方法その２~最初のチャットまで この記事も参考にされてください。この記事の通り、初めて、『Voxta.ai』をスタートした時は、誰でも、AIの喋り、考え、声、の設定を、「VoxtaCloud」、というAIを使うことになりますが、必ずしもこのAIを使わなければいけないわけではなく、例えば、喋りの部分を「OpenAI」に、声を「ElevenLabs」に変えたりなど、別々に設定することが出来ます。
この「Voxta Cloud」については、大変失礼ではありますが、現時点では、あまり性能が良くなく（やってみた事がある方はすぐ分かると思う）どちらかと言えば、会話の内容に深さがなく、また、日本語を話すことが出来ません。ですから、今の私のオススメは、少なくともTextGenerationの部分は「OpenAI」に変えた方が面白いでしょう。だが、「VoxtaCloud」を否定するわけではなく、この『Voxta.ai』というソフトは、色んなメーカーのAIを組み合わせて（凄まじい数の組み合わせがあります）その化学反応を楽しむゲームだとも言えますから、事情は、今後日々変わっていくことと思います。
また、バージョンいくつからかはわからないが、いつのまにか、AIの要素に、Vision（視界）という要素が追加され、これはまだ、私は、「VoxtaCloud」のAIでしか実験していないのですが（「OpenAI」ではエラーが出てしまう）、なんと、AIに画像を見せることが出来るようになりました。この件についてはまた別の記事で解説しますが、え？それの何が凄いの？と思われるかもしれませんが、とても凄いことです。なぜならば、今までは、AIとの会話は、例えば、「ここにフライパンがありますよ」という会話をしたとして、そのフライパンがどんな形のフライパンであるのか？を、こと細かにAIに説明しないと、感覚を共有することが出来ませんでした。それが、フライパンの画像をAIに見せられる事が出来るようになったことによって、AIが、「ああ、こういうフライパンね！」とすぐに理解が出来るようになったのです。これにより、カンの良い方はすぐにピンと来たと思うが、要は、AIに写真を見せてその反応を楽しんだり、具体的な何かの行為をするに向けて、確実性を上げることが出来るようになったということです（自己責任でお願いします😂）まぁこの件についてはまた次回以降で
さて、AIに日本語を話させる件です。まず下の動画を視てください。下の動画は、AI女子キャサリンと会話をする動画ですが、現在の設定は、キャサリンの言語は日本語にしています。ですが、全てのAIは「VoxtaCloud」になっています。すると、使用言語を日本語としているのに、キャサリンはどちらかと言えば日本語はあまり話さず、得意ではないと言い、読み方も少しおかしく、また、最後の方では英語が混じってきてしまっています。
そこで、右のServicesの部分から（その部分が開いていない場合は、右上の歯車のアイコンをクリックし、Servicesのタブをクリックする）、全ての使用AIを「OpenAI」に変更します。そして、Voiceが「OpenAI」に変わりましたから、キャラクター設定のVoiceのタブから、「OpenAI」のどの声を使うの？を設定しなければいけません（今回はNovaにしました）。そして、会話を開始してみると以下のようになります。
最初の動画よりも、遥かに日本語が流暢になり、また、会話の内容も自然になったことがわかると思います。以上が、『Voxta.ai』で、確実にAIと日本語で話す方法となります。ここからは補足なのですが、上記の事柄から、じゃあ全部「OpenAI」で良いじゃないか！、と思われると思いますが、「OpenAI」にも弱点があり、現時点で、声色の種類がとても少ないです（男女合わせて６種類しかない）。これは、「OpenAI」自体が、チャットを楽しむ、というよりも、AIが論文を書いたり考察をする、ということに重きを置いているからでしょう。ですから、例えば、貴方の好きなアニメのキャラのAIを造り会話をしたい場合は、Voiceの部分にElevenLabsという生成AIを選択しなければいけません。このElevenLabsも、また解説する機会あればさせて頂きますが、要点だけ話すと、・確かに全ての声色を再現出来る ・しかし、性能は現時点であまり良くない ・とにかくお金がかかる、この三点が特徴だと言えるでしょう。散々性能が低いと言った「VoxtaCloud」も、声色の種類だけは非常に沢山あるので、これを使うのも手ですが、声を発声する度に「Voxta」のトークンを消費していってしまうので、沢山会話するとトークン切れを起こしてしまうかもしれません。現時点では、「Voxta」のトークンは、無くなったから追加で購入しよう、ということが出来ません（OpenAIやElevenLabsは可能）。
最後に、今回は、日本語でいかに話すか？という記事でしたが、この『Voxta.ai』は現時点では、英語で会話するのが一番面白いです（とても表現が豊か、また会話が大胆になる）。ディープLなどの翻訳サイトを使い、いちいち翻訳しながら進めても英語の方が面白いと言えます。性格やプロフィールの入力も、英語で入力した方が確実に上手く働きやすいですから、英語は一切わからん！という方も、これから一から勉強されてみても、時代的に損はないと思います（全てのAIの発展はアメリカから始まるものだから）。私のブログには、「簡単に英語を覚える方法」等というカテゴリーもありますから、そちらも是非ご参考にされてみてください。それではまた、別の記事でお会いしましょう！
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